後遺障害と死亡事故に特化。交通事故賠償に詳しい弁護士が解説。

交通事故の治療のため、タクシーで病院に通いたいのですが、タクシー代を加害者側に支払ってもらうことはできますか?

最終更新日 2013年 12月25日
監修者:弁護士法人みらい総合法律事務所 代表社員 弁護士 谷原誠 監修者:弁護士法人みらい総合法律事務所
代表社員 弁護士 谷原誠

交通事故における通院タクシー代の問題について、弁護士が解説します。

症状が重くタクシーでの通院が相当であると認められる場合などは、タクシーによる通院交通費が認められる場合もありますが、そうでない場合は、原則として電車、バスなどの公共交通機関を利用すべきとして、その範囲でしか認められません。

また、自家用車で通院した場合は、病院と自宅間の走行距離に対するガソリン代、高速道路料金などが認められます。

裁判でタクシー代が認められた例としては、家から駅までが徒歩1時間かかり、公共交通機関の利用が難しかった事案(大阪地裁平成7年3月22日判決)や、普段自家用車で通勤していた被害者について、疼痛がひどく自家用車の運転が困難であり、仕事の都合上自動車での通院が不可欠であった等の事情があった事案(神戸地裁平成7年8月2日判決)、事故により、被害者に対人恐怖や外出困難等の症状が生じた事案(神戸地裁平成13年12月14日判決)などがあります。

「痛いんだから、タクシー代くらい加害者が負担するのは当然だ」と思って、安易にタクシー通院を続けていると、後でトラブルになる可能性がありますので、ご注意ください。

以上、交通事故で治療のためにタクシーを使った場合の問題について、弁護士が解説しました。

交通事故の通院タクシー代でトラブルになった時は、弁護士にご相談ください。

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