【死亡事故】交通事故で被害者が死亡した場合に、加害者に請求できる損害賠償の項目にはどのようなものがありますか?

最終更新日 2016年 05月01日
執筆:みらい総合法律事務所 弁護士 谷原誠

死亡事故の場合の損害項目について、弁護士が解説します。

交通事故により被害者が死亡した場合の損害賠償の種類は、大きく分けると、積極損害、消極損害、慰謝料があります。

①積極損害

積極損害とは、交通事故により被害者が死亡した場合に、支払いを余儀なくされた金額です。
具体的には、事故後亡くなるまでにかかった治療費、付添看護費、通院交通費、及び死亡した場合の葬儀費、損害賠償請求関係費、弁護士費用などです。

②消極損害

消極損害とは、交通事故により被害者が死亡した場合に、被害者が得られなくなった金額です。
具体的には、死亡逸失利益があります。
死亡逸失利益とは、被害者が交通事故によって死亡したことにより、将来労働によって得られたはずの収入を得られなくなったために失われる利益のことです。

③慰謝料

慰謝料は、被害者本人と、遺族の精神的損害を緩和するために支払われる金銭です。
被害者本人の慰謝料は、死亡事故の場合は相続人が請求することができます。また、被害者本人の慰謝料とは別に、配偶者などの近親者には、固有の慰謝料請求権も発生する場合があります。

以上、弁護士が解説しました。

死亡事故の場合には、損害額も大きくなりますので、弁護士に相談することをおすすめします。