後遺障害と死亡事故に特化。交通事故賠償に詳しい弁護士が解説。

交通事故で、高次脳機能障害で5級2号、眼の障害で併合13級相当、そしゃく障害で10級2号、骨盤骨変形で12級5号、外貌醜状で7級12号、左下肢の瘢痕14級5号、これらを併合して後遺障害等級併合3級に認定された事案

最終更新日 2015年 02月19日
監修者:弁護士法人みらい総合法律事務所 代表社員 弁護士 谷原誠 監修者:弁護士法人みらい総合法律事務所
代表社員 弁護士 谷原誠

交通事故で、高次脳機能障害等で、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

東京地裁平成18年3月29日判決(交通事故民事裁判例集39巻・2号・472頁)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合3級

【損害額合計】
137,028,319円

【慰謝料額】
22,000,000円

【交通事故の概要】
平成11年5月3日午前11時40分ころ、東京都千代田区内の交差点を、被害者が大型自動2輪車の後部座席に同乗中、大型自動2輪車の運転者が赤信号を無視して交差点進入し、青信号で進入してきた乗用車と衝突した。被害者は、頭部外傷後遺症、高次脳機能障害、眼筋機能障害、視野狭窄、顔面骨骨折、意識障害、右尺骨骨折、左脛骨骨折、うつ病、左眼外転神経麻痺、中耳炎、感音難聴等の傷害を負い、平成13年7月19日に症状固定した。被害者の後遺障害は、高次脳機能障害(記銘力低下、注意力低下、知能低下)で5級2号、眼筋機能障害による複視で14級相当・右眼視野欠損で13級2号の眼の障害で併合13級相当、そしゃく障害で10級2号、左腸骨からの採骨による骨盤骨変形で12級5号、外貌醜状で7級12号、左下肢の瘢痕で14級5号、これらを併合して後遺障害等級併合3級に認定された。
被害者は、症状固定時32歳の女性で、主婦である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が代理人として提訴。

【判例要旨】

(裁判基準額 19,900,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、22,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者の重い高次脳機能障害の内容、程度のほか、眼の障害や日常生活に影響が大きいそしゃく障害、さらに症状固定時32歳の女性である被害者が外貌に著しい醜状を残したこと。

以上、交通事故で高次脳機能障害等により併合3級が認定されて、慰謝料が増額した判例について、弁護士が解説しました。

交通事故で高次脳機能障害等が争いになった時は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
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