交通事故で、左下肢喪失に関し後遺障害等級4級5号、右大腿の採皮痕に関し後遺障害等級14級5号、これらを併合して後遺障害等級併合4級に認定された事案

交通事故で左下肢喪失等の後遺症が残った事案で、慰謝料が増額された判例について、弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

名古屋地裁平成20年6月25日判決(自動車保険ジャーナル・第1761号・5)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合4級

【損害額合計】
33,708,078円

【慰謝料額】
17,500,000円

【交通事故の概要】
平成16年4月5日午前8時27分ころ、名古屋市中川区内の交差点を被害者が自転車で青信号で横断歩道を横断中、左折してきた加害者の大型貨物車に衝突した。被害者は、左下肢挫滅・多発性開放骨折による左下肢切断等の傷害を負い、左下肢喪失に関し後遺障害等級4級5号、右大腿の採皮痕に関し後遺障害等級14級5号、これらを併合して後遺障害等級併合4級に認定された。
被害者は、生活保護受給の一人暮らしの女性(年齢不詳)である。
被害者は、本件裁判中であった平成19年1月1日(症状固定から約2年9か月後)に死亡したため、被害者の相続人である子供2人が裁判を承継し原告となった。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が被害者の代理人として提訴。

【判例要旨】

(裁判基準額 16,700,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、17,500,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①交通事故により、被害者に後遺障害等級併合4級の後遺症が残ったこと。
②被害者の子は、被害者の退院後再入院までの約3ヵ月介護してきていたことなど。

以上、生活保護受給中の女性が、交通事故により、併合4級の後遺障害等級が認定された事案について、弁護士が解説しました。

交通事故で、後遺障害等級4級が認定された事案で慰謝料が争いになった時は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
交通事故弁護士