後遺障害と死亡事故に特化。交通事故賠償に詳しい弁護士が解説。

交通事故で、高次脳機能障害等で後遺障害等級5級2号、視野欠損に関し後遺障害等級9級3号、併合して後遺障害等級併合4級に認定された事案

最終更新日 2015年 02月22日
監修者:弁護士法人みらい総合法律事務所 代表社員 弁護士 谷原誠 監修者:弁護士法人みらい総合法律事務所
代表社員 弁護士 谷原誠

交通事故で、高次脳機能障害等で併合4級が認定された判例について、弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

札幌地裁平成21年10月20日判決(自動車保険ジャーナル・第1819号・99)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合4級

【損害額合計】
142,165,340円

【慰謝料額】
18,400,000円

【交通事故の概要】
平成17年5月5日午後7時58分ころ、北海道千歳市内で、被害者が、加害者が運転する乗用車の後部席で眠っていたところ、加害者が運転を誤ったため、当該乗用車が反対車線外側のガードレール等に衝突したうえ、路外に逸脱した。被害者は、頭部打撲、脳挫傷、頭蓋骨骨折、外傷性硬膜下血腫、左腓骨骨折(開放骨折)の傷害を負い、平成19年7月18日に症状固定した。被害者の後遺障害は、左上下肢の片麻痺、高次脳機能障害(自発性の低下、知能低下、遂行機能低下、記憶力低下、人格変化など)、てんかん、腓骨神経麻痺に関し後遺障害等級5級2号、視野欠損に関し後遺障害等級9級3号、これらを併合して後遺障害等級併合4級に認定された。
被害者は、交通事故当時19歳の男性で、非正規雇用従業員である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が代理人として提訴。

【判例要旨】

(裁判基準額 16,700,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、18,400,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者の後遺障害が、必ずしも等級表で評価し尽くされているとはいい難い高次脳機能障害を伴うものであること。

以上、後遺障害等級併合4級の判例について、弁護士が解説しました。

後遺障害等級4級で争いになっている場合は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
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