交通事故において、脊柱運動障害で6級5号、右上肢機能障害で9級相当、骨盤骨変形で12級5号、右膝神経症状で14級10号、これらを併合して後遺障害等級併合5級に認定された事案

交通事故で、脊柱運動障害等の後遺症が残った事案で、慰謝料を増額した事案を弁護士が解説しました。

【交通事故の判決】

大阪地裁平成14年9月27日判決(自動車保険ジャーナル・第1478号・9)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合5級

【損害額合計】
114,216,439円

【慰謝料額】
14,500,000円

【交通事故の概要】
平成6年11月25日午後11時05分ころ、被害者が自動二輪車で東京都調布市内の優先道路交差点を青信号で直進中、一時停止道路から侵入した加害者の乗用車に出会い頭に衝突した。被害者は、第2頸椎歯突起骨折、右腕神経叢損傷、両肺挫傷、肝挫傷、右橈骨遠位端骨折、右距骨骨折等の傷害を負い、平成10年5月2日に症状固定した。被害者の後遺障害は、脊柱運動障害で6級5号、右上肢機能障害で9級相当、骨盤骨変形で12級5号、右膝神経症状で14級10号、これらを併合して後遺障害等級併合5級に認定された。
被害者は、交通事故当時19歳の男性で、高校中退後アルバイトをしていた。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が代理人として提訴。

【判例要旨】

(裁判基準額 14,000,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、14,500,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者の右上肢の後遺障害については、一定程度の関節可動域は得られているものの、動きが遅く、かつ、ぎこちないなど、可動域の数値のみでは評価し尽くされない障害が残存していること。

以上、脊柱運動障害等の後遺症により、後遺障害等級併合5級が認定された事案において、慰謝料が増額された事案につき、弁護士が解説しました。

交通事故で後遺障害等級5級が認定された事案で争いになった時は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
交通事故弁護士