交通事故で、右手5指用廃により7級7号、鎖骨変形により12級5号、男子外貌醜状により14級1号、併合して後遺障害等級併合6級に認定された事案

交通事故で右手5指用廃等の後遺症が残った事案で、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

岡山地裁平成10年3月19日判決(交通事故民事裁判例集31巻・2号・385頁)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合6級

【損害額合計】
80,087,871円

【慰謝料額】
13,000,000円

【交通事故の概要】
平成6年4月3日午前2時40分頃、岡山県内の国道において、被害者が普通乗用自動車の後部座席で眠っていたところ、運転手である加害者が、飲酒した上、時速50㎞に制限された国道を時速約120㎞で走行したため、左折すべきT字型交差点で左折できず、そのまま直進しカーブを曲がりそこねて同車を路外に飛び出させ、墓所の石垣等に激突して用水へ転落した。被害者が傷害を負い、平成8年5月23日に症状固定した。被害者の後遺障害は、右手5指用廃により7級7号、鎖骨変形により12級5号、男子外貌醜状により14級1号、これらを併合して後遺障害等級併合6級に認定された。
被害者は、交通事故当時23歳の男性で、3級海技士の免許を有し運輸会社に勤務していた。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が被害者の代理人として提訴した。

【判例要旨】

(裁判基準額 11,800,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、13,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者が交通事故による右手5指用廃のために、船員として勤務を続け、将来は船長になりたいとの夢も断念せざるを得なくなったことなど。

以上、交通事故で23歳男性が後遺障害等級6級に認定された事案を弁護士が解説しました。

交通事故で後遺障害等級6級が認定されたら、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
交通事故弁護士