交通事故による外貌醜状で7級12号、右眼球障害で12級1号、これらを併合して後遺障害等級併合6級に認定された事案

交通事故で、外貌醜状等の後遺症で併合6級が認定された事案で、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

名古屋地裁平成14年8月14日判決(自動車保険ジャーナル・第1466号・2)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合6級

【損害額合計】
39,436,452円

【慰謝料額】
13,000,000円

【交通事故の概要】
平成11年6月17日午後11時10分ころ、被害者が、名古屋市西区内の信号機のある交差点で軽4輪乗用車の助手席に同乗中、加害者の乗用車が信号無視で交差点に進入してきて衝突した。被害者は、右眼窩底骨折、頭部打撲、顔面挫創傷、腹部挫傷、外傷による歯牙脱臼、歯牙破折、外傷性per、外傷性per疑い、上下顎骨及び歯槽骨骨折疑い等の傷害を負い、陳旧性顔面骨骨折・ブローアウト骨折による顔面部の変形及び醜状痕について平成11年9月24日、右眼窩底骨折について平成12年6月1日に症状固定した。被害者の後遺障害は、外貌醜状で7級12号、右眼球障害で12級1号、これらを併合して後遺障害等級併合6級に認定された。
被害者は、交通事故当時36歳の女性で、生保外務員である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が被害者の代理人として提訴した。

【判例要旨】

(裁判基準額 11,800,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、13,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者の外貌醜状の後遺障害が、特に女性である被害者の顔面に人目を引きやすい瘢痕が残存しているものであること。
②後遺障害等級に認定されなかった歯の症状についても、現在もしびれ等の違和感があり、笑ったりすると痛みを感じる状態が続き、通院治療を続けていることを考慮した。

以上、交通事故で36歳女性生保外務員が外貌醜状等の後遺症で後遺障害等級6級が認定された事案について、弁護士が解説しました。

交通事故で後遺障害等級6級が認定され、争いになった時は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
交通事故弁護士