交通事故で、脳外傷等頭部外傷に伴う神経・精神障害について7級4号、右膝関節靭帯損傷に伴う右膝関節の可動域制限について12級7号、上下顎骨骨折に伴う咬合・そしゃく障害について12級、顔面骨(下顎骨・頬骨)骨折後の顔面部の醜状障害について12級14号、これらを併合して後遺障害等級併合6級に認定された事案

交通事故による脳外傷等による後遺症で、慰謝料が増額された判例を弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

東京地裁平成20年5月12日判決(交通事故民事裁判例集41巻・3号・576頁)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合6級

【損害額合計】
87,309,369円

【慰謝料額】
13,000,000円

【交通事故の概要】
平成13年3月30日午前0時50分ころ、被害者が東京都品川区内の片側3車線の国道の交差点の横断歩道を赤信号で横断中、青信号で直進してきた加害者の普通乗用自動車と衝突した。被害者は、広汎性軸策損傷、両膝関節靭帯損傷、上下顎骨折等の傷害を負い、平成17年12月1日に症状固定した。被害者の後遺障害は、脳外傷等頭部外傷に伴う神経・精神障害について7級4号、右膝関節靭帯損傷に伴う右膝関節の可動域制限について12級7号、上下顎骨骨折に伴う咬合・そしゃく障害について12級、顔面骨(下顎骨・頬骨)骨折後の顔面部の醜状障害について12級14号、これらを併合して後遺障害等級併合6級に認定された。
被害者は、症状固定時37歳の女性で、会社員である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が代理人として提訴。

【判例要旨】

(裁判基準額 11,800,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、13,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者が併合6級の後遺障害等級認定を受けていることのほか、後遺障害の内容に顔面部の醜状障害があることを考慮した。

以上、交通事故で脳外傷後の後遺障害等級併合6級の事案において、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説しました。

交通事故で、後遺障害等級6級の事案で争いになった時は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
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