後遺障害と死亡事故に特化。交通事故賠償に詳しい弁護士が解説。

交通事故で右眼失明の後遺障害が残り、後遺障害等級8級1号に認定された事案

最終更新日 2015年 03月05日
監修者:弁護士法人みらい総合法律事務所 代表社員 弁護士 谷原誠 監修者:弁護士法人みらい総合法律事務所
代表社員 弁護士 谷原誠

交通事故で右眼失明の後遺症が残った事案で、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

東京地裁平成4年1月21日判決(交通事故民事裁判例集25巻・1号・35頁)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級8級1号

【損害額合計】
42,821,798円

【慰謝料額】
10,000,000円

【交通事故の概要】
平成元年7月9日午後6時30分頃、東京都小平市内の交差点の横断歩道を被害者が青信号に従って横断中、右折してきた加害者の自動二輪車に衝突された。被害者には、右眼失明の後遺障害が残り、後遺障害等級8級1号に認定された。
被害者は、交通事故当時10歳の男子小学生である。

【判例要旨】

(裁判基準額 8,300,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、10,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者は、右目失明の後遺障害により、遠近感、視野等に影響をきたし、学校の体育授業において行われる球技が困難になるなど、日常生活に支障をきたすことが多くなったこと。
②外斜視について、友人からも指摘されるなどしてひどく気にするようになり、被害者が両親に対してこれを直すための手術を懇願したため手術を受け、手術は一応成功したものの、手術時の激痛から本人としては2度と受けたくないとのものであったこと。
③右前側頭部の手術痕の存在(幅約0.5cm、長さ約19.5cm)、入通院経過、後遺障害の内容(右外斜視は一種の外貌の醜状と認められる)、程度、将来における不利益の見込み、家族である両親らに与えた影響、将来への不安感など。

以上、交通事故で10歳の男子が右眼失明で後遺障害等級8級が認定された事案を弁護士が解説しました。

交通事故で後遺障害等級8級が認定された場合には、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
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