交通事故による右股関節・右膝関節・右足関節可動域制限で12級7号その他併合して後遺障害等級併合9級に認定された事案

交通事故で右股関節可動域制限等の後遺症が残った事案で、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

名古屋地裁平成18年12月13日判決(自動車保険ジャーナル・第1710号・17)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合9級

【損害額合計】
52,094,421円

【慰謝料額】
7,500,000円

【交通事故の概要】
平成13年8月5日午後7時05分ころ、愛知県春日井市内の交差点を被害者が自動二輪車で直進中、右折してきた加害者の普通乗用自動車に衝突した。被害者は、右下腿挫滅創、右股関節脱臼骨折、右踵骨骨折、右下腿開放性骨折、右足関節両果骨折等の傷害を負い、平成15年4月22日に症状固定した。被害者の後遺障害は、右股関節可動域制限・右膝関節可動域制限・右足関節可動域制限でそれぞれ12級7号、これらについて準用10級、右足関節変形で12級8号、右下肢短縮障害で13級9号、右下肢の醜状痕・植皮術後瘢痕で12級相当、これらすべてを併合して後遺障害等級併合9級に認定された。
被害者は、交通事故当時56歳の男性で、有限会社の代表者である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士は被害者の代理人として提訴した。

【判例要旨】

(裁判基準額 6,900,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、7,500,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者の後遺障害等級9級相当であること、また、後遺障害の内容・程度はかなり重く、これにより特に歩行の際などには大きな支障が生じていることなど。

以上、交通事故で右股関節可動域制限などの後遺症により後遺障害等級併合8級が認定された事案を弁護士が解説しました。

後遺障害等級8級で慰謝料の増額が争いになった時は、弁護士に相談しましょう。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
交通事故弁護士