交通事故で、顔面挫創に伴う外貌醜状について12級14号、下顎骨折に伴う左顎痛の神経症状について12級12号、歯牙欠損について12級3号、これらを併合して後遺障害等級併合11級に認定された事案

交通事故で、外貌醜状等で慰謝料を増額した判例について、弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

東京地裁平成13年8月7日判決(交通事故民事裁判例集34巻・4号・1010頁)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合11級

【損害額合計】
25,203,071円

【慰謝料額】
5,000,000円

【交通事故の概要】
平成9年1月13日午前8時35分ころ、東京都台東区内の交差点を被害者が原付自転車で直進中、加害者の普通乗用自動車(無保険車)が赤信号を無視して進入してきて衝突した。被害者は、びまん性脳挫傷、右大腿骨骨折、顔面挫創、下顎骨骨折、全身打撲、歯牙欠損・歯冠破折等の傷害を負い、平成11年4月22日に症状固定した。被害者の後遺障害は、顔面挫創に伴う外貌醜状について12級14号、下顎骨折に伴う左顎痛の神経症状について12級12号、歯牙欠損について12級3号、これらを併合して後遺障害等級併合11級に認定された。
被害者は、交通事故当時27歳の女性で、金融業勤務である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が代理人として提訴。

【判例要旨】

(裁判基準額 4,200,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、5,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者が、未婚女性として、本件後遺障害により、多大な苦痛や困難を受けることを考慮した。

以上、未婚女性の外貌醜状等で慰謝料を増額した判例について、弁護士が解説しました。

外貌醜状等の慰謝料増額で争いになった時は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
交通事故弁護士