交通事故による下肢関節機能障害及び膝関節の疼痛で後遺障害等級12級7号に認定された事案

交通事故で下肢関節機能障害等の後遺症を残した事案で、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

京都地裁平成14年2月21日判決(自動車保険ジャーナル・第1452号・2)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級12級7号

【損害額合計】
20,183,508円

【慰謝料額】
3,500,000円

【交通事故の概要】
平成9年12月11日午前9時26分ころ、京都府宇治市内の渋滞していたT字路交差点を、被害者が自動2輪車で渋滞車両の右側を走行して直進中、右折してきた加害者の小型貨物自動車に衝突された。被害者は、左膝複合靱帯損傷等の傷害を負い、平成12年4月14日に症状固定した。被害者には、左膝関節の屈曲困難及び膝関節の頑固な疼痛等の症状が残り、下肢関節機能障害及び膝関節の疼痛で後遺障害等級12級7号に認定された。
被害者は、交通事故当時34歳の女性で、主婦として家事労働を行う他に、印刷業者に勤務して収入を得ていた。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が被害者の代理人として提訴した。

【判例要旨】

(裁判基準額 2,900,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、3,500,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①交通事故による受傷の結果、被害者に後遺障害等級12級7号に該当する後遺障害が残存したこと。
②被害者は小学生の子供2人を持つ、いわゆる母子家庭であって、被害者が今後も自ら働いて家計を支えなければならないことなど。

以上、交通事故で34歳の女性が下肢関節機能障害等の後遺症で後遺障害等級12級7号が認定された事案を弁護士が解説しました。

交通事故で後遺障害等級12級が認定された時は弁護士に相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
交通事故弁護士