交通事故による外貌醜状で12級14号、左右足指骨折部のしびれ・痛み・つっぱり感等の神経症状について14級10号、これらを併合して後遺障害等級併合12級に認定された事案

交通事故で、外貌醜状等の後遺症が残り、後遺障害等級併合12級が認定された事案で、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説します。

【判決】

東京地裁平成15年1月22日判決(自動車保険ジャーナル・第1511号・21)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合12級

【損害額合計】
10,161,001円

【慰謝料額】
4,000,000円

【交通事故の概要】
平成8年12月9日午後7時52分ころ、東京都品川区内の歩道で被害者が信号を待っていたところ、加害者の普通乗用自動車が時速約50ないし60㎞の高速度で右折しようとして滑走したため左に急ハンドルをきるなどして暴走し、歩道上に進入して被害者に衝突した。被害者は、左足第1ないし5趾中足骨骨折、右足第4・5趾中足骨骨折、右肋骨骨折、腰部打撲、顔面多発挫創等の傷害を負い、平成10年10月31日に症状固定した。被害者の後遺障害は、顔面挫創による唇右横の線状痕及び瘢痕について外貌醜状で12級14号、左第1ないし5中足骨骨折に伴う骨折部のしびれ・痛み・つっぱり感等の神経症状について14級10号、右第4・5中足骨骨折に伴う骨折部のしびれ・痛み・つっぱり感等の神経症状について14級10号、これらを併合して後遺障害等級併合12級に認定された。
被害者は、交通事故当時61歳の女性で、主婦である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が被害者の代理人として提訴した。

【判例要旨】

(裁判基準額 2,900,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、4,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者の後遺障害の部位、程度、内容、事故態様等の事情を総合した。

以上、交通事故で、61歳女性が外貌醜状等によって、後遺障害等級12級が認定された事案を、弁護士が解説しました。

交通事故で、後遺障害等級が認定された事案で慰謝料増額が争いになった時は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
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