交通事故で、右足関節機能障害で後遺障害等級12級7号に認定された事案

交通事故で右足関節機能障害の後遺症を残した事案で、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

京都地裁平成16年6月7日判決(自動車保険ジャーナル・第1571号・8)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級12級7号

【損害額合計】
17,437,965円

【慰謝料額】
3,800,000円

【交通事故の概要】
平成13年4月20日午後5時30分ころ、京都市左京区内の片側2車線で左端に駐車車両のある道路を、被害者が原付自転車で駐車車両を避けて進行中、渋滞で停止していた加害者の普通乗用自動車が、左ウインカーを出した直後に車線変更してきて被害者の右足に衝突し、被害者が転倒した。被害者は、右足関節打撲捻挫、右股関節打撲捻挫、右足関節内果骨折、右腓骨骨折、右下腿擦過傷等の傷害を負い、平成13年12月21日に症状固定した。被害者の後遺障害は、右足関節機能障害で後遺障害等級12級7号に認定された。
被害者は、交通事故当時44歳の女性で、主婦として家事労働を行うほかに、警備員として働き収入を得ていた。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が被害者の代理人として提訴した。

【判例要旨】

(裁判基準額 2,900,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、3,800,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者の、交通事故によりPTSD(外傷後ストレス障害)が発症したという主張は認められないが、不安障害を発症し、右足関節障害の症状固定後も、不安障害により日常生活、家事等に制限が生じたことで精神的苦痛を受けたことが認められること。

以上、交通事故により44歳主婦が、右足関節機能障害で後遺障害等級12級7号に認定された事案について、弁護士が解説しました。

交通事故で後遺障害等級12級7号が認定された事案で慰謝料が争いになった時は、弁護士が解説しました。

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交通事故弁護士