交通事故による右足関節機能障害及び右足の神経症状で後遺障害等級12級7号に認定された事案

交通事故で、右足関節機能障害等の後遺症を残した事案で、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

東京地裁平成16年11月17日判決(自動車保険ジャーナル・第1586号・20)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級12級7号

【損害額合計】
36,720,621円

【慰謝料額】
3,500,000円

【交通事故の概要】
平成12年7月30日午後11時03分ころ、東京都新宿区内の交差点の横断歩道を被害者が青信号で歩行横断中、左折してきた加害者のタクシーに衝突された。被害者は、右腓骨骨折、右頸骨内果後果骨折等の傷害を負い、平成15年6月30日に症状固定した。被害者の後遺障害は、右足関節機能障害及び右足の神経症状で後遺障害等級12級7号に認定された。
被害者は、交通事故当時48歳の男性で、ホテル勤務の和食調理師(板前)である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が被害者の代理人として提訴した。

【判例要旨】

(裁判基準額 2,900,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、3,500,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①被害者の職業は板前であり、主に魚をさばいて刺身を作るなどして働いていており、その仕事は終日立位で行うもので、長時間の立位や歩行によってしびれや痛みが生じるという被害者の後遺障害を前提とすると、今後、被害者が同種の職業に就くとしても相当の影響があると考えられること、また、実際には転職を余儀なくされる可能性が高いこと。

以上、交通事故で、右足関節機能障害で後遺障害等級12級7号が認定された事案について、弁護士が解説しました。

交通事故で、後遺障害等級が認定され、慰謝料増額が問題となった時は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
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