交通事故で、左手関節の可動域低下、握力低下、巧緻運動困難、しびれなどの症状が残り、後遺障害等級13級6号に認定された事案

交通事故で、後遺障害等級13級6号が認定された事案で、慰謝料が増額した判例を、弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

札幌地裁平成13年11月21日判決(自動車保険ジャーナル・第1441号・14)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級13級6号

【損害額合計】
13,486,138円

【慰謝料額】
3,000,000円

【交通事故の概要】
平成11年5月30日午後5時55分ころ、札幌市中央区内の市電の安全地帯と歩道の間を被害者が歩行横断中、横断歩道内に停車していた加害者の普通乗用自動車が後退してきて衝突した。被害者は、左撓骨遠位端開放骨折、左尺骨茎状突起骨折、左正中神経麻痺、左長母指伸筋腱断裂の傷害を負い、平成12年5月31日に症状固定した。被害者には、左手関節の可動域低下、握力低下、巧緻運動困難、しびれなどの症状が残り、後遺障害等級13級6号に認定された。
被害者は、交通事故当時67歳の女性で、主婦である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が代理人として提訴。

【判例要旨】

(裁判基準額 1,800,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、3,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

・被害者は、約30年にわたって、能管(能の舞台等で演奏する横笛)及び小鼓を習い、演奏していたが、交通事故による左手の後遺障害によって、能管の演奏が全くできなくなり、また、小鼓の演奏が長時間続けられなくなったことが認められること。

以上、交通事故で、67歳女性が後遺障害等級13級6号に認定された事案について、弁護士が解説しました。

後遺障害のある事例で慰謝料増額が争いになった時は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
交通事故弁護士