交通事故で、首・肩・腰・背中の痛みや、指のしびれ等の神経症状が残り、後遺障害等級14級10号に認定された事案

交通事故で14級10号が認定され、慰謝料が増額された判例について、弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

東京地裁 平成21年3月30日判決(交通事故民事裁判例集42巻・2号・491頁)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級14級10号

【損害額合計】
14,560,570円

【慰謝料額】
1,800,000円

【交通事故の概要】
平成14年10月16日午後1時15分ころ、神奈川県川崎市内で、被害者が普通乗用車に乗り信号待ちのため停車中、後方から加害者の普通貨物自動車が追突した。被害者は、頚椎捻挫、腰椎捻挫の傷害を負い、平成17年4月14日に症状固定した。被害者には、首・肩・腰・背中の痛みや、指のしびれ等の神経症状が残り、後遺障害等級14級10号に認定された。
被害者は男性で(年齢不詳)で、旅客機のパイロットとして勤務している会社員である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が代理人として提訴。

【判例要旨】

(裁判基準額 1,100,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、1,800,000円の後遺症慰謝料を認めた。

・後遺障害の内容、程度のほか、パイロットという職業が、身体の状態について、通常の職種に比して格段に厳格な基準が設定されており、身体検査の基準を満たさない限り現在の職業を継続することはできないという事情があるため、職業に関して被害者が抱く将来に対する不安等を総合考慮した。

以上、交通事故で神経症状により後遺障害等級14級10号が認定された事案で、慰謝料が増額された判例について、弁護士が解説しました。

交通事故で慰謝料増額が争いになった時は、弁護士に相談してください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
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