制限速度が時速50キロメートルに制限されていた高速道路上における死亡事故判例

【交通事故の判決】

東京地裁平成24年8月27日判決(交通事故民事裁判例集45巻・第4号・982頁)

【死亡・後遺障害等級】
死亡事故

【損害額合計】
6109万9558円

【慰謝料額】
合計3100万円
死亡慰謝料の本人分として2600万円
夫に250万、子2人に各100万円、被害者の父に50万の固有の慰謝料

【事案の概要】
平成22年9月1日午前10時45分ころ、群馬県高崎市の、制限速度が時速50キロメートルに制限されていた高速道路上において、渋滞のため先行車両が速度を落としたことに合わせて速度を落とし、時速10から20キロメートルで徐行していた被害車両に、制限速度を約40キロメートルも上回る速度で進行していた加害車両が追突し、被害者は事故の約1時間30分後、多発肋骨骨折により死亡した。
被害者は、56歳の主婦である。
原告は、夫、子2名、被害者の父の4名である。
原告は、弁護士に依頼し、弁護士が代理人として提訴。

【交通事故判例要旨】

(裁判基準は、2400万円)

本件交通事故で、以下の事情から、合計で、3100万円の死亡慰謝料を認めた。

①加害車両が、工事規制の高速道路上で、渋滞のため徐行していた被害車両に、前方不注意のうえ、制限速度を約時速40キロメートル超過して走行した結果追突しており、加害車両の過失の程度が極めて大きいこと。
②被害者に特段の過失がないこと。

以上、50キロ制限の高速道路における死亡事故判例に関し、弁護士が解説しました。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
交通事故弁護士