17歳男子高校生の死亡事故で慰謝料が増額した判例

17歳の男子高校生の交通事故について、弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

東京高裁 平成15年2月13日判決(交通事故民事裁判例集36巻・1号・6頁)

【死亡・後遺障害等級】
死亡事故

【損害額合計】
81,294,515円

【慰謝料額】
合計30,000,000円
死亡慰謝料の本人分として、20,000,000円
被害者の両親に、各3,500,000円
被害者の姉2人に、各1,500,000円

【交通事故の概要】
平成10年8月17日午前3時8分ころ、千葉県東金市内で、被害者が原動機付自動車で走行していたところ、時速100㎞程度で走行していた飲酒運転の加害者が、飲酒の影響で前方不注視のまま追い越しを行い、追い越した車両の前方を走行していた被害者にノーブレーキで衝突した。被害者は、脳挫傷、全身打撲等の傷害を負い、事故日午前10時ころ死亡した。
被害者は、交通事故当時17歳の男子高校生である。
原告は、被害者の両親、姉2人である。

【判例要旨】

(裁判基準額 独身の男女 20,000,000円~22,000,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、合計で、30,000,000円の死亡慰謝料を認めた。

①本件交通事故の態様、特に、加害者の運転態様の悪質性及び被害者になんらの過失がなかったこと、被害者の年齢等を考慮した。
②被害者の両親は、本件交通事故後、体調不良となり、入通院したことが認められることなど。

以上、17歳男子高校生の交通事故で、慰謝料を増額した判例について、弁護士が解説しました。

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「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
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