不全四肢麻痺の状態になり、後遺障害等級1級3号に認定された事案

【判決】

大阪地裁 平成19年1月31日判決(交通事故民事裁判例集40巻・1号・143頁)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級1級3号

【損害額合計】
347,918,549円

【慰謝料額】
合計36,000,000円
後遺症慰謝料の本人分として、28,000,000円
近親者(両親)に各4,000,000円

【事案の概要】
平成8年10月21日午後1時30分ころ、奈良県大和郡山市内の赤点滅信号の交差点を被害者が原付自転車で直進中、加害者の普通乗用自動車が黄点滅信号を直進してきて被害者に衝突した。被害者は、脳挫傷、外傷性くも膜下出血、血気胸、肋骨骨折、下腿骨折、意識障害等の傷害を負い、平成14年8月31日に症状固定した。被害者は、遷延性意識障害等により、意思疎通は不可能で、不全四肢麻痺の状態になり、後遺障害等級1級3号に認定された。
被害者は、事故当時18歳の女子高校生である。
原告は、被害者、被害者の両親である。

【判例要旨】

(裁判基準額 28,000,000円)

以下の事情から、合計で、36,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

・被害者の両親において、被害者が遷延性意識障害等の後遺障害を負ったことによる精神的苦痛は重大であると考えられ、今後被害者の介護に当たっていくことなどを考慮した。