後遺障害と死亡事故に特化。交通事故賠償に詳しい弁護士が解説。

「神経系統の機能に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの」として後遺障害等級5級2号に認定された事案

最終更新日 2015年 04月13日
監修者:弁護士法人みらい総合法律事務所 代表社員 弁護士 谷原誠 監修者:弁護士法人みらい総合法律事務所
代表社員 弁護士 谷原誠

【判決】

大阪地裁 平成20年8月28日判決(交通事故民事裁判例集41巻・4号・1072頁)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級5級2号

【損害額合計】
73,814,856円

【慰謝料額】
17,000,000円

【事案の概要】
平成16年9月9日午前0時ころ、大阪府内で被害者が普通乗用自動車で信号待ちのため停車中、飲酒運転の加害者の普通乗用自動車に後方から追突された。被害者は、頚髄損傷の傷害を負い、平成17年9月27日に症状固定した。被害者には、右肘の痛みにより、食事も右手に箸やスプーンを持った場合には顔を食器に近付けて口に入れるといったやり方でなければできなくなったり、下肢についても、補助具がなければ左膝関節が外れやすい上、杖を使わなければ転んでしまう状態であり、1度に歩行できる距離は概ね100m程度になるなどの症状が残り、「神経系統の機能に著しい障害を残し、特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの」として後遺障害等級5級2号に認定された。
被害者は、事故当時42歳の男性で、会社員である。

【判例要旨】

(裁判基準額 14,000,000円)

以下の事情から、17,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①本件事故により、被害者に、後遺障害等級5級に該当する後遺障害が残ったこと。
②本件事故当時加害者は酒気帯び状態であり、呼気1ℓ中に0.55㎎ものアルコールを身体に保有する状態で追突事故を起こしたこと。

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