交通事故で右前額部の線状痕及び右頬部の瘢痕について外貌醜状で7級12号、骨盤骨変形(右座骨痛、跛行を含む。)で11級11号、これらを併合して後遺障害等級併合6級に認定された事案

交通事故で、32歳女性が外貌醜状等の後遺症を残した事案で、慰謝料を増額した判例を弁護士が解説します。

【交通事故の判決】

名古屋地裁平成20年6月27日判決(自動車保険ジャーナル・第1755号・16)

【死亡・後遺障害等級】
後遺障害等級併合6級

【損害額合計】
56,705,336円

【慰謝料額】
13,000,000円

【交通事故の概要】
平成12年9月25日午前11時50分頃、滋賀県下の高速道路で、被害者が普通乗用車に同乗中、同乗用車の運転者が前方を走行する自動車に衝突し、さらに後方から走行してきた大型貨物自動車に衝突された。被害者は、右大腿骨骨幹部骨折、骨盤骨折、顔面打撲・挫創、坐骨骨折、腰椎捻挫、左下第2小臼歯歯根破折等の傷害を負い、平成17年3月31日に症状固定した。被害者の後遺障害は、右前額部の線状痕及び右頬部の瘢痕について外貌醜状で7級12号、骨盤骨変形(右座骨痛、跛行を含む。)で11級11号、これらを併合して後遺障害等級併合6級に認定された。
被害者は、交通事故当時32歳の女性で、会社員である。
被害者が弁護士に依頼し、弁護士が被害者の代理人として提訴した。

【判例要旨】

(裁判基準額 11,800,000円)

本件交通事故では、以下の事情から、13,000,000円の後遺症慰謝料を認めた。

①女性である被害者にとって、特に、顔面の線状痕、瘢痕の後遺障害及び分娩の際に障害を生じる可能性のある産道狭窄の後遺障害は精神的苦痛の大きい後遺障害であること。

以上、32歳女性が交通事故により後遺障害等級6級に認定された事案を弁護士が解説しました。

交通事故で後遺障害等級6級が認定された時は、弁護士にご相談ください。

「交通事故の被害者が弁護士に相談すべき7つの理由と2つの注意点」は、こちらです。
交通事故弁護士